
この診断をする3つのメリット
①悩みを解決するラベルが見つかる
②仲間や情報を見つけやすくなる
③自分の性的指向の解像度が上がる
セクシャリティの「性的指向」が知りたい人はこちら

自分は中性である。男でも女でも無い。身体的性の特徴に不快感がある。
ニュートロワ Neutrois(第3の性)

カテゴリー:ノンバイナリー
ニュートロワの人は、性別を特徴づけることを避けたい傾向があるため、
男性か女性の特性を表している自らの体に不快感を持っている人も多い。
Neutrois 語源
関連ワード
Neutrois フラッグカラーの意味
- 白
中立、性別不明、
または疑問のある性別。 - グリーン
(ラベンダーの逆、ピンクとブルーのミックス)
女性でも男性でもないノンバイナリーの性別。 - 黒
エイジェンダーまたはジェンダーレス
社会的に認められた第3の性
文化的、社会的、歴史的背景により男性と女性以外の別の性別を表現する呼称。
サードジェンダー Third gender
男でも女でもない第3の性。身体的な性と自らの性認識が一致しない人。
https://imidas.jp/america/detail/B-20-H-012-14.html
先のインド総選挙で、立候補者の性別表示に用いることが認められた。
文化背景的な第三の性
- ハワイの先住民マフは、男性と女性の中間状態、または「性別が不定」の人々。
- ポリネシアのファファフィネ、アルバニアの宣誓処女を表すのにも使用されている。
- インドのヒジュラやタイのカトゥイ。
性別表記
Job Rainbow
【タイ、アメリカ、日本他】世界の多様な性のあり方 11選【LGBTだけじゃない】
男性女性どちらの性別にも属さない。性別という概念がない。
Aジェンダ− Agender

カテゴリー:ノンバイナリー
性自認がないと考えているか、それが性自認と捉えているジェンダーニュートラル※と類似している人もいます。
現在認識されている性自認の中に存在しない、あるいは男性でも女性でもない0の地点にいる中性と認識する人もいます。
似ているワード
Aジェンダーと同じ属性
Agender フラッグカラーの意味
- 黒・・・性別の欠如。
- グレー・・・部分的な性別。
- 緑・・・男性、女性に関係のない性別。
自分の中に男女どちらもいる。男女の割合が変わったり、混ざることもある。
バイジェンダー Bigender

カテゴリー:マルチジェンダー
バイジエンダーの人が感じる2つの性自認は、女性と男性という組み合わせ以外にも様々な性自認の組み合わせの場合がある。
性自認の感じ方も2つの性自認はそれぞれ同時に感じたり、流動性があったり、個人差がある。
ジェンダーフルイドとの違い
バイジェンダーは2つのジェンダーというのが基準になっている
ジェンダーフルイドは基準の1つのジェンダーから他の様々なジェンダーに変化する点が異なる。
Bigender フラッグカラーの意味
- ピンク・・・女性らしさ
- ブルー・・・男らしさ
- 紫・・・ノンバイナリー
- 白からグラデーションになっている
Aジェンダーを含むその他の中立的な性別旗の両端にピンクとブルーのストライプを配置することは、分離感を表現しながらも、男性らしさと女性らしさの共存を表現しています。
全ての性別が自分の中に存在していると考える。
パンジェンダー Pangender

カテゴリー:マルチジェンダー
パンジェンダーであるということは、個人が持つことができる無限のジェンダーのスペクトラム全体を感じることです。
男女の性別を超越したお釈迦様のようなジェンダー・アイデンティティ。
オムニジェンダーとの違い
オムニジェンダーは個別で全てのジェンダー・アイデンティティを持つ。
パンジェンダーはあらゆる性別の境界線がグラデーションになって存在している。
Pangender フラッグカラーの意味
- 黄色・・・二進数を参照しない性別
- 薄赤色・・・女性と男性に関連する性別への移行
- 薄紫/ピンク・・・女性と男性の組み合わせ
- 白・・・これらすべての性別の混合
- 全体的な白さ・・・すべての色の組み合わせ
Pangender属性

マルチジェンダーMultigender
複数のジェンダー・アイデンティティを包括する

オムニジェンダーomnigender
個別の全てのジェンダー

ポリジェンダーpolygender
多くのジェンダーであるが有限である

クイントジェンダーquintgender
5つのジェンダー

quadgender
4つのジェンダー

trigender
3つのジェンダー

バイジェンダーbigender
2つのジェンダー
基準の性別から様々な性自認に時や日によって変化する。
ジェンダーフルイド /ジェンダーフリュイド
Gender fluid

カテゴリー:ノンバイナリー
基準となる性自認から他の性自認が流動的に変化する。
例えば、男性から女性、男性からアンドロジン…など、とくに移行するジェンダーに決まりが無い。
時間によって変化したり、日によって変化したり流動感覚は個人差がある。
Gender fluid 似ているワード
Gender fluid フラッグカラーの意味
- ピンク・・・女性らしさ
- 白:・・・すべての性別
- 紫・・・男性らしさと女性らしさの組み合わせ
- 黒・・・ジェンダーの欠如
- 青・・・男らしさ

男女の性を行き来したり、中性でもあり両性でもあり、無性でもある。
Xジェンダー(日本のみの名称)
カテゴリー:ノンバイナリー
中性・無性・両性・不定性という4つの性自認タイプがあります。
女性からXジェンダーへ=FTX
男性からXジェンダーへ=MTX
という表記からわかるように男女どちらかの性別からXになるという概念。
ノンバイナリーとの違い
Xジェンダーいつからある?
海外では正体不明の人物や未知の人物を指す場合にも「X」を用いる。
どんな人が自認してるの?
Pridehouse Tokyo
【LGBTQ+ ユース・トーク】Xジェンダー・ノンバイナリーについて〜前編〜
【LGBTQ+ ユース・トーク】Xジェンダー・ノンバイナリーについて〜後編〜
Xジェンダーフラッグはない?
レインボーフラッグから始まったそれぞれのアイデンティティのプライドフラッグ。
プライド・パレード自体が海外から入ってきた文化なので、2023年時点では、Xジェンダーはトランスジェンダー、ノンバイナリーの一員としてパレードに参加していました。
2023年4月22日
東京プライドパレード参加の様子
Xジェンダーのための会員制サークルlabel X
日本のジェンダークリニックでは「Xジェンダー」は認知されているジェンダー・アイデンティティですが、コミュニティとして活動をしているグループはまだ少ない。
Xジェンダーのための会員制コミュニティlabel X 公式サイト
トランスXコミュニティ 公式サイト

男女の枠組みに当てはまらない。服や振る舞いも性別にとらわれない。
ノンバイナリー Non‐binary

カテゴリー:ノンバイナリー
ノンバイナリーの概念は多様なスペクトラム(グラデーションのような広い範囲)の中に存在しています。
性別の感じ方も様々ですが、トランスジェンダーのように性別違和が辛く、性適合手術を望む人もいれば、
「体と心を切り離して考える」タイプの人もいることがわかってきています。
トランスジェンダーとは違う?
ノンバイナリーの人々は自分自身をトランスジェンダーであると考える場合もあれば、そうでない場合もあります。

日本での認知されたのいつ?
Nonbinary フラッグカラーの意味
- 黄色・・・二進数を参照しない性別
- 白・・・多くの性別、またはすべての性別
- 紫・・・女性と男性の間の性別、またはその混合
- 黒・・・性別の欠如。
性自認と政治問題
性自認は個人的なことにも思えるが、自分の存在が社会で認められたり、認められなくなったりする。
アメリカではバイデン政権(民主党)は多様性に寛容でしたが、トランプ(共和党)は、同性愛者には寛容だが、性別は男女のみ。反トランスジェンダー派。
日本でもノンバイナリー表記導入
NHK
東京マラソン ランナーのカテゴリー 「ノンバイナリー」追加へ

ジェンダークィア Genderqueer

カテゴリー:ノンバイナリー
ジェンダークィアはノンバイナリーとほぼ同意義語としてとらえられますが、
ゲイ、レズビアン、バイセクシュアルは性自認は体と一致している定義ですが、マイノリティであるLGBTQ+コミュニティ内の人々を性的指向、性自認という枠を超えて広く包括する用語。
この世には男女という概念しかないし、異性愛者のみ存在する。これに当てはまらない当事者。
世間一般的ではなく変わっている人。広義の意味で性的マイノリティ、LGBTQ+全般。
”クィアがわかる映画”
「ストーンウォール」
LGBTQ+プライド・パレードの原点を知る

部分的には男(女)性的な要素を持っているけど、完全に男(女)性に当てはまらない。
デミジェンダー Demigender

カテゴリー:ノンバイナリー
自分が男性または女性かもしれない人。性自認が薄い状態。
Demigender 語源
デミジェンダーのバリエーション

デミガール Demi girl
完全ではないが部分的に、女性またはその他フェミニンな人として識別される人。
「ガール」は若い女の子を連想してしまうので、代替え用語としてデミウーマン、デミレディ、デミフィメール、デミギャルが含まれます。
特に、その人が成人である場合にデミウーマンを使用することがあります。

デミボーイ Demi boy
完全ではないが部分的に男性またはマスキュリンであると自認する人。
「ボーイ」は若い男の子を連想してしまうので、代替用語として、デミマン、デミメール、デミガイが含まれます。
特に、その人が成人である場合にデミマンを使用することがあります。

デミフリュイド
デミジェンダーを通して性別が流動的な人。 複数の性別を持ち、静的なものと流動的なものがある人。

デミフラックス
複数の性別を持つ人で、静的な性別と強度の変動する性別があります。
- デミノンバイナリー・・・性別が部分的にノンバイナリーである人。
- デミアンドロジニー・・・性別が部分的にアンドロジャインの人
- デミAジェンダー・・・性別が部分的にAジェンダーの人
- ミニュートロワ・・・性別が部分的にニュートロワの人
男(女)の身体で生まれたが、自分は女性(男性)だと思う。
トランスジェンダー Transgender

カテゴリー:トランスジェンダー
生まれた時は男性で自身のことを女性と認識している人
トランスジェンダー女性(MtF)
生まれた時は女性で自身のことを女性と認識している人
トランスジェンダー男性(FtM)
トランスジェンダーの人が全て性転換手術を望んでいるわけではない。
性別変更には要件が必要。
卵巣・精巣の摘出、変更する性別の性器に似た外観を備えているなど要件が必要。
いくつかの裁判ではイレギュラーでその人限定で手術なしでの戸籍変更が認められた例があります。

NPO法人 QWRC(くぉーく)
「にじいろQ LINE相談」のお知らせ
「性同一性障がい」(精神疾患)から
「性別不合」(非疾患)2022年に名称変更
かつてトランスジェンダーは精神疾患として扱われていました。
現在はWHOの国際疾病分類(ICD-11)において(Gender incongruence)
「性別不合」(仮)として、性的嗜好や性的同一性とは区別された非疾患の状態として扱われています。
性別違和・性別不合とは?
「性自認」と「身体的性」が持続的に一致しておらず、身体的に違和を感じられる状態のこと。
外科的手術による性別一致を望んでいる場合は医者の診断が必要になる。

性別不合の診断方法ってどんな感じ?
- ジェンダー・アイデンティティの判定
養育歴、生活史、性行動歴
性別違和についての聞き取り - 身体的性別の判定
- 除外診断を経て診断確定
精神障害や、性役割の忌避などではないこと
性別再変更とは?
例えば後天的な要因で自分の持って生まれた性別に対して嫌悪感が強い場合、
多数派に言われがちな昔ながらの社会的ジェンダー概念、役割や、存在意義、表現などに対しての嫌悪から来るもの、
また、身近な人や他者からの影響によって歪んでしまったジェンダー概念やトラウマを身体的な違和と勘違いしてしまう場合がある。
結婚や家族を持つことが難しくなる場合もある
若い時は自分の今の気持ちを最優先してしまいますが、思い描く未来がある場合は未来も見据えて考えることが必要。
- 異性愛者の場合
性転換後は異性愛者から同性愛者になる。
▶恋愛や結婚が複雑で難易度が上がる - 同性愛者の場合
性転換後は異性愛者になる。
▶戸籍上の婚姻が可能
▶子を望む場合、精子提供、養子縁組
性転換手術をしたトランスジェンダーそれぞれの現状
Abema Prime
【性別再変更】「男性になりたかったはずなのに…」手術後の違和感で性別を再変更した当事者の想い
You Tube 【はるな愛】性転換手術をして気づいたこと。
悩みが続く時は気分転換を
「ジェーンと家族の物語」
【LGBTQ+】【トランスジェンダー】

性自認がよくわからない。決めたくない。模索している。
クエスチョニング questioning

自分の性自認が何であるか未確定の人。
「わからない」
「決めたくない」
「迷っている」
あるいは…
クエスチョニングであること自体がジェンダー・アイデンティティとする人。
自分の性別を迷っている人への”ヒント”
- 自分の出生の性別についてどう思いますか?
- どのような性別として見てほしいと思いますか?
- 自分の性別をどのように表現したいですか?
- どの代名詞を使用するのが快適だと感じますか?
- 自分の将来を想像するとき、どんな性別ですか?

社会から期待される性別による役割や、行動に当てはまらない。
ジェンダーノンコンフォーミング
Gender Non-Conforming

ジェンダーノンコンフォーミング
社会的、社会的な「男らしさ」「女らしさ」という性別による役割や、行動に当てはまらない人。とらわれない人。
自分のジェンダー・アイデンティティに合う「ラベル」を探してそのラベルを掲げるというよりも、”自分の社会でのあり方、生きていくスタンス表明”のような用語。
ラベルを見つける際の注意点
幼少期から大人になった今も性別違和を持っている私自身がたどり着いた考えを共有しますね。
自分のラベルを見つけただけでは自分の抱えてる”生きにくさ”を変えられない。
だから、その後に自分が”生きやすくなるには”どうしたらいいか?を考えるのが大切だと思います。
自分にラベリングするのが目的じゃない
”辛くならない自分らしさ”の調整する。
自分のラベルを武器にして社会から孤立しない。
理解を深めるためには自分から仲良くなる努力を。
性自認は、社会で生きる自分をポジティブに表現するラベル
※一部性別違和が強く医師の診断や、性別不合の医療行為が必要になる場合を除きます。
あなたの経験や思考、感覚で決まるもので、基本的には、科学的な証明をすることはできません。
正解不正解も優劣もないので、この感覚に近いな!と共感でき、今までの胸のつかえがスッキリした感覚になってもらえることがこの診断の目的です。
ポジティブになれて、新しい視点で色々なことに興味が湧く、繰り返すことで、自分の人生がより豊かになる。
そんなきっかけになったら嬉しいです
もし、自分のラベリングに対して、すごく深刻に悩んでいる場合は、当事者団体のホットラインを活用してみてくださいね。
性別違和がしんどい場合、一人で悩まずにLGBTQ+団体のホットラインを活用してみる

セクシャリティ4つの要素
「セクシャリティ」とは?
①身体的性
(持って生まれた身体の特徴)
②性自認
(心の性の在り方)
③性的指向
(恋愛対象となる性、恋愛指向)
④性表現
(振る舞い、服装、など見た目の表現)
この診断では「性自認」と「性的指向」を切り離して考えます。
別々の視点で診断することで自分のアイデンティティをより正確に理解できます。
性自認と性的指向を分ける理由
性自認と身体特徴が一致していて、異性に対して性的な魅力を感じる人が多数のため連動していると思われがちですが、少数の人々は性自認と性的指向が連動していないのです。
自分の性自認が身体と一致しない場合は?
自分の性自認ベースで考えてしまうと、性的魅力を感じている相手との関係を異性と捉えているのか、同性と捉えているのか混乱してしまう場合があります。