セクシュアリティに悩んだ時に見るべき海外ドラマ【LGBTQ+】Amazon Prime Video

セクシュアリティに悩んだ時に見るべき海外ドラマ

セクシュアリティにモヤモヤする時にぜひ見て欲しい海外ドラマをクィアな視点で厳選して紹介!

グッときたり、共感できて、見終わる頃にはアナタをポジティブにしてくれる作品ばかりです!

では、さっそく紹介していきます!

目次

SKAM FRANCE / スカム・フランス【LGBTQ+】【人種】【宗教】

「スカム・フランス エピソード:リュカ」予告編

ヨーロッパ圏を中心に話題となり、総再生価数が2億回を越えたという今作。

宗教と同性愛の間に生じるひずみや人種問題に焦点を当てつつも、ピュアな恋や友情、家族との絆や多様性賛美のすばらしさを“ガツン!”と教えてくれる。

1話約20分という短い物語の濃度は、かなり高い。

https://www.vogue.co.jp/fashion/article/toru-mitani-skam-france-diversity

日本にいると気づけ無い多様性にエンパシーを感じる!ドラマ

2018年の作品。
フランスが舞台ですが、ノルウェーの国営放送局が制作したドラマです。

日本ではリュカが主役の男同士の恋愛エピソードが特に注目されがちですが、

多様性社会の在り方が進んでいるノルウェー制作陣ならではの性的マイノリティ、人種や宗教問題

今を生きる若者というフィルターを通して描く日本ではまだほとんど見かけないジャンルのドラマ作品です。

公式サイト SKAM FRANCE

日本の半数以上人が無宗教である日本人は宗教観のトラブルに直面することはほぼ無いですが、

このドラマの”イマネ”のエピソードを通してシンパシーではなく、多様性社会に必要な「エンパシー」をぜひ感じて欲しい!

画像出典 VOGUE

PLISMA / 若き光の拡散【LGBTQ+】

PRISMA | TRAILER UFFICIALE | PRIME VIDEO

SKAM ITALIA Ludovico Bessegato のディレクターによる Prisma は、マルコとアンドレアの関係とアイデンティティーを探求します。

マルコとアンドレアは、同じように見えますが、非常に異なる方法で人生にアプローチする 2 人の双子です。

双子は、あるべき姿からなりたい姿への発見と移行の旅を始めます。

これには、世界での自分の居場所を探すことで結ばれた友人グループも含まれます。

https://filmarks.com/dramas/12695/17490

恋愛×多様性。友情、家族と宗教観をリアルに描く!イタリア青春ドラマ

2022年イタリア制作のドラマ。

娯楽用の大麻合法化に国民の60%が支持をしている寛容な国民性からかマリファナがとても身近に感じられるのは少し日本とは異なります点があります。

そういったお国柄も含めてイタリアの若者の今と様々なマイノリティとの理想的な関わり方を描いたドラマ。

一人の俳優さんが二役していますが上手に演じ分けていて見ごたえもあります。

もっと続きが観たくなる作品です!

エニシング・イズ・ポッシブル【LGBTQ+】【トランスジェンダー俳優】

Anything’s Possible – Official Trailer | Prime Video

奥手な高校生カールは同じ学校のクールなトランスジェンダーの女の子に恋をしたとネットの掲示板に投稿する。


デートに誘えと勇気づけられたカールは…波乱を巻き起こしていく。
Z世代を描いた前向きになれるラブストーリー!

Anything’s Possible – Official Trailer | Prime Video

トランス女性が主役のポジティブロマンス作品

2022年アメリカ作品。

女装男性ではなくトランス女性がトランス女性の役を演じていることがリアリティや意義のある作品。

海外ドラマらしく?ミュージカル要素もあり、ポジティブな気持ちになれます♪

ひとつ残念な点は吹き替え版にすると女性声優さんの声のようなのです。

そのため吹替版で見てしまうと主人公役の俳優さんがトランス女性だと気づかずに、女性がトランス女性を演じていると勘違いするかもしれません。

(私自身が途中まで勘違いしてました汗)

日本語字幕版で音声は英語で観ると作品の良さやリアリティを感じて頂けます!

ジェイミー【LGBTQ+】【ドラァグクイーン】【宗教】

ドラァグクイーンになることで本当の自分を見つける!青春ミュージカル

2021年公開。

コロナ禍によって上映が何度も延期され、最終的に映画館での上映ではなく

Amazon Prime Videoでの配信という形になりましたが、結果的には誰でも気軽に見れる作品になりました!

この作品は2011年にイギリスBBCが放送したドキュメンタリー“Jamie: Drag Queen at 16”の実話を元に制作されたイギリス初の大ヒットミュージカルを映画化した作品です。

16歳のジェイミーが周りの偏見に負けず前向きに自分らしさを貫き、

ドラァグクィーンになるを夢を追いかける様は観ている人をポジティブな気持ちにさせてくれます。

またジェイミーの良き理解者としてヒジャブが印象的なパキスタン人の女の子が登場します。

イスラム教徒のため女性性を強調するようなことは禁止されており、ゴージャスな女装に憧れるジェイミーとのやり取りには女性解放のメッセージ性も感じられます。

主役ジェイミー役のマックス・ハーウッドインタビュー記事 VOGUE

日本のドラァグクィーンカルチャー

日本ではあまり馴染みのないドラァグクイーンですが、

90年前後の大箱系のクラブイベントでは華やかな衣装を着てショーをしたり、

ホステス役としてイベントに華を添えるまさに”fabulous”な存在でした。

バブル崩壊後の幻想と共に消えてしまった伝説のクラブ”芝浦GOLD”では、ドラァグクィーンをはじめGOGO BOYがいるイベントには、様々なセクシュアリティの人々が集うシェルターであったことは間違いありません。


そういった全てを包括するクィアとマイノリティではない人達が混在し、最高のサウンドシステムに酔いしれながら夜通し遊べる大人の大空間が存在していました。

クラブカルチャー”とドラァグクィーンの存在は多くのマイノリティに多大な影響を与えた文化でもあります。

LGBTQ+を語る上で外せない!

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ジェーンと家族の物語【LGBTQ+】【トランスジェンダー女性】

Always Jane | Official Trailer | Prime Video

ニュージャージー州の田舎町のごく普通の家庭で育ったジェーン・ヌーリー。

トランスジェンダーのジェーンにとって、小さな町は生きやすい場所ではなさそうだ。

でも彼女には何でも話せて、ユーモアにあふれた家族の支えがある。そんな彼女が町を出て、人生を切り開こうとしている。

Always Jane | Official Trailer | Prime Video

トランス女性と家族のドキュメンタリー

日本ではなかなか作れないテーマのドキュメンタリーだと思うのでトランスの方や、性別モヤモヤをは勿論、そうでは無い方もぜひ観て頂きたいです。

ジェーンがトランス女性モデルとして一歩を踏み出し、ホルモン治療だけでなく、身体的にも完全な女性になるために性器の手術を受けます。

このドキュメンタリーの良いところは家族全員が理解者であり、その中でも母親の愛情溢れる子供への思いを知ることができること。

当事者視点、親の視点、姉妹の視点、様々な視点からのエンパシーを感じられます。

マイノリティにとって今後の人生を変えてしまうほどの重みがあるカミングアウト。

もちろん映像には無い期間には家族間での葛藤があったには違いありませんが、

LGBTQ+関連の悩みはアイデンティティに直結した生きづらさを抱えているので、

見ている人がポジティブマインドになれることはとても重要な要素です!

全ての性的マイノリティ人が家族から受け入れられるわけでもないカミングアウトだからこそ、映像の中では認められている、理解してくれるところを見たい。

LGBTQ+作品まとめ

紹介したドラマはリアリティのある物から、ポジティブになれるものなど様々なセクシュアリティに向けた作品をピックアップしてみました!

LGBTQ+映画ほどメジャーではないので見たことない人も多いのではないでしょうか?!
まだ見たことの無い方は必見です!

今後もLGBTQ+悩み別で映像作品を紹介していきますので、ぜひお立ち寄りください〜

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