「New Jeans」プロデューサー”ミン・ヒジン”何がすごい?

ニュージンズ、プロデューサー、ミンヒジン
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流行りのY2K感にじみ出る韓国アイドルグループ。
1990年〜2000年代。
「New Jeans」プロデューサーである”ミン・ヒジン”が青春時代を過ごした時代の好きがギュッと詰まった、今までのk-popとは一味違う魅力の虜になった人もいるのではないでしょうか?

ミン・ヒジンを知っている人ならば、
彼女が作り出す「世界観」が魅力的であることは言うまでもありません。

K−pop興味ない。好みじゃない。そんな人ほどハマる!

新しいのに懐かしい。若い子だけではなく、40代のおじさん&おばさんにも刺さる理由。

それは、自分が体験した青春時代を感じられるところにあるのではないでしょうか?!

この記事はこんな人にオススメ!

「New Jeans」って何がそんなにいいの?
プロデューサーってどんな人?
今までのk-popとちがくない?
「New Jeans」なぜか懐かしい感じする!

そんな人に向けた、なぜ今「New Jeans」が良いのか?がわかる記事を書きました!
「New Jeans」の魅力を早速、解説していきます!

目次

「あの頃っぽい」ファッションや楽曲がエモい

Y2KファッションのNEW JEANS

画像出典 ⓒ 2022 ADOR. All Rights Reserved.

このヤンチャなB系ファッション。
懐かしいし、かわいい♡

90年代に青春時代を過ごした音楽やファッション好きな方ならもうわかりますよね?!

当時流行ったギャル系の中でもR&BやHipHop好きな子人気のあるファッション。B系、シスター系(男子がブラザーだから)というジャンルもありました。


洋楽の中でも若手の女性黒人歌手が注目された時代でもあり、アリーヤ、ブランディ、TLC、SWVなど、今も楽曲をリメイクして使うくらい当時の人気はすごかったです。

Aaliyah (アリーヤ)
22歳という若さでこの世を去ってしまった、当時キング・オブ・R&Bといわれていた「R.ケリーの秘蔵っ子」というタイトルを背負って15歳で華々しくデビューしたアリーヤ。


このバンダナ使いや、ブリンブリンのデカフープピアスやとにかく派手目なアクセサリーも当時のギャル系女子高校生のファッションアイテムの定番でした。

画像出典 wikipedia

「New Jeans」の事務所はどこ? BTSの妹分?

「New Jeans」の事務所はどこ? BTSの妹分?

「BTS」が所属している”HYBE”(旧 Big Hit Entertainment)の新レーベル立ち上げの為に移籍した「ミン・ヒジン」代表が統括プロデュースをする”ADOR”(All Doors One Roomの略)から、2022年に8月22日デビューした新人ガールズグループ「New Jeans」

画像出典 ⓒ 2022 ADOR. All Rights Reserved.

ということなのでBTSの妹分にあたります。ミン・ヒジンが移籍した頃にはBTSは世界的に有名になってしまった後になるのでプロデュースには携わっておらず、HYBEでのミン・ヒジン代表の初の統括プロデュースが「New Jeans」ということになります。

NewJeansのコンセプト。なぜNewJeans?

ADORのミン・ヒジン代表は「NewJeans」のコンセプトについて、「大衆音楽は日常ととても近接している文化であるため、

まるで毎日着る服のようだ。特に、ジーンズ(Jeans)は時代を問わず老若男女、みんなに愛されてきたアイテムだ。

NewJeansには日々愛用し、いつ着ても飽きないジーンズのように、時代のアイコンになるという抱負とNew Genesになるという覚悟が込められていると説明した。

https://marieclairejapon.com/culture/69708/

NewJeansのデビュー曲「ATTENTION」を聞いた時におそらく誰もが思ったK-popぽくない感じ。

そう。それこそがミン・ヒジンが考えているいつでも誰でも気軽に聞けるイージーリスニング的な曲として愛される曲を提供するというコンセプトになっている。

今までの「k-popらしさ」とは異なる視点の”新しいk-pop”の先駆者になるのはまちがいないと思わせる楽曲センスの良さは今までk-popに興味のなかった人々の耳にも止まるはずです。

「New Jeans」生みの母的存在「ミン・ヒジン」はどんな人?

少女時代、SHINee、Red Velvet、EXOを世に送り出した経歴を持つ

「New Jeans」のデビューにあたり、プロデューサーの「ミン・ヒジン」にも注目が集まっていますね。


彼女は大手芸能事務所・SMエンターテインメントの元クリエイティブディレクターとして活躍し、SMを代表するアイドルである少女時代、


f(x)、SHINee、Red Velvet、EXOなどを世に送り出してきたことで知られ、k-popファンの方なら彼女自身のファンも多いのではないかと思います。

画像出典 旧Big Hitエンターテインメント

NEW JEANSプロデューサー、ミン・ヒジン

今回の「New Jeans」のデビューをきっかけに、一体この素晴らしいガールズグループを誰が作ったのだろう?と調べて初めて彼女の存在を知りました!


自分と同世代の女性プロデューサーであることを知り、世界に通用する女性の活躍を嬉しく思ったのと同時に、

この10代の子達が歌う新しい楽曲に懐かしさや親しみを感じて一瞬で虜になってしまったのが理解できました。

ミン・ヒジンインタビュー記事紹介ブログ

“暗黙的に強要されたアイドルの成功方式を壊したかった”〈ミン・ヒジンインタビュー1〉
”苦しいというのはおかしな憶測、やりがいは私の方向性に共感してくれる方々”〈ミン・ヒジン インタビュー2〉

ミン・ヒジンの世界観はサブカルチャー、アート、映画から

ミン・ヒジンの世界観はサブカルチャー、アート、映画から

ミン・ヒジン

1979年12月16日、韓国に生まれ

子供の頃から絵に関心がありデザインに身近な環境で育つ。

オーディオディレクターに関心を持ったが写真がへの愛情を捨てることができず視覚デザインを専攻。

アルバムのカバーを製作する作業に関心があり、レーベルが多くなかった時代に一番認知度が高かったSMエンターテインメントに入社を決める。

ミン・ヒジンの仕事に対するインタビュー翻訳ブログemma様

画像引用元 https://note.com/emmayellow/n/n7188494f869d

自宅で撮影されたご本人画像からも伺えますが、音楽、映画、アートが好きなのが伝わってきますよね!


今までのみんなが思うアイドル像とはちがう、そのグループの何を魅力としてビジュアルや世界観を演出するのか?


ミン・ヒジンが自分の中に蓄積してきた世界観に落とし込んでいく。その世界観の中にアイドルが生きているように感じます。

ミン・ヒジンが危ういと言われる理由とは?

ミン・ヒジンの作品を並べると一目瞭然で、アート写真のような世界観が特徴です。


それはB級映画に観るような誇張された世界にマネキンを配置したようなポップな世界観や、逆にソフィア・コッポラ監督の映画のような生身の未成熟さの中にある美しさと、どこか危うさを秘めたような世界観などがミン・ヒジンの美意識を創っているのだとわかります。

アートや映画などでの未成年の扱い方に批判があがることも事実です。

正直今の時代ではNGになるような作品もあの時代ではサブカルチャー的には外せない人気作品であったり、単純に映画ポスターデザインがpopでアート的な価値があったりもしました。


それは本当にブラックである場合もありますが、
彼女の場合、「好き」な世界観を音楽に昇華させたのが「NEW JEANS」でもあるわけです。


子供でも無く、大人でもない、「期間限定の無敵な魅力」と「永遠に続けることはできないアイドル」という職業は似ている部分があるのは事実なんですよね。

ミン・ヒジン作品まとめ SMインターナショナル時代

出典画像引用元は各画像に記載しております。

どれもポップアートのようなジャケが特徴的です。

ミン・ヒジンの作品がきになったらこちら

けっこう色々な方がミン・ヒジンファンの方が作品をまとめているのですが、一番参考になったブログを紹介します!

K-POPのデザイン1: ミンヒジン
https://note.com/simonsays/n/n01b73737219d

「New Jeans」メンバープロフィール 人気順最新ランキング(2023年1月現在)

New Jeansのメンバー5人を見分けられますか?!

ちなみに全員黒髪で似ている印象なのに事前告知的なことがなく
デビュー曲のミュージックビデオが初お披露目だったのもミン・ヒジン代表の戦略なんだそうです。


皆誰が誰かわからなくて動画を何度も見てしまうことを計算していたとは何ともスゴイ戦略です!

今までのK-popアイドルというと色とりどりの髪やそれぞれがキャラ設定され担当分けされている印象強いですが、

New Jeansはメンバー全員まだ何にも染まっていないイメージの黒髪ロング、メイクもナチュラルなのが逆に新鮮で魅力的ですよね!

韓国企業評判研究所が発表した2022年12月15日から2023年1月17日までのK-POPガールズグループに所属する579人のビッグデータ分析を参考にしています。

デビューしてから5ヶ月程経過しメンバー間でも少しランキングにも変化があったようなのでこの機会にぜひチェックしてみてください!

画像は2023年8月現在の新しいものに変更しました!

ランキングの最新をまとめているサイト
KOREAn TIME https://www.365kr.site/newjeans-memberranking/

■1位■

MINJI/ミンジ
(韓国出身/18歳)2004年5月7日 169cm

NewJeansはリーダーを定めていないそうですが、年下メンバーたちがミンジを頼る場面が度々見受けられるので、

最年長としてグループを引っ張る存在のようです。デビュー前にBTSの『Permission to Dance』のMVに出演した経歴を持ちます。

ミンジの魅力は長身を活かしたパワフルなダンスと、少しハスキーな歌声。デビューアルバムの収録曲『Cookie』は、そんな彼女の魅力が存分に発揮されています。

画像出典 https://www.newjeans.jp/pages/profile

■2位■

HANNI/ハニ
(ベトナム・オーストラリア出身/18歳)2004年10月6日 161,7cm

K-POP第4世代のガールズグループのメンバーの中でもトップクラスと言えるほど高いダンススキルを持ち、

デビューステージでは新人とは思えないパフォーマンスを披露し話題を集めました。ミンジと同じく、デビュー前にBTSの『Permission to Dance』のMVに出演しています。

甘い歌声と優れた歌唱力まで持ち合わせる彼女はまさに”オールラウンダー“。ベトナム語・英語・韓国語の3か国語を操るトリリンガルでもあるので、幅広い活躍が期待できそうです。

画像出典 https://www.newjeans.jp/pages/profile

■3位■

HAERIN/ヘリン
(韓国出身/16歳)2006年5月15日 164,5cm

切れ長の猫目が印象的でクールビューティーな魅力溢れるヘリンの持ち味は透明感のある美しい歌声。

デビューアルバムの収録曲『Hype Boy』では重要な歌い出しのパートを務め、楽曲の魅力を最大限に引き出しています。

また、ダンススキルも高く、『Attention』ではセンターでキリングパートを務めています。

画像出典 https://www.newjeans.jp/pages/profile

■4位■

DANIELLE/ダニエル
(韓国・オーストラリア出身/17歳)2005年4月11日 165cm

華やかなルックスのダニエルは父がオーストラリア人で、母は韓国人だそうです。

韓国とオーストラリアを行き来しながら育ち、韓国で2011年から2012年6月までキッズモデルとして活動し、

2011年シンデレラ子供韓国大会1位に選抜されたそうです。

そんなダニエルは圧倒的な歌唱力を持ち、美しく伸びやかな歌声でNewJeansの楽曲を彩る存在です。

2022年8月11日放送の音楽番組「M
Countdown」で行われた「MCD VOCAL CHALLENGE」でも抜群の歌唱力を発揮し、多くのファンから称賛の声が上がりました。

画像出典 https://www.newjeans.jp/pages/profile

■5位■

HYEIN/へイン
(韓国出身/14歳)2008年4月21日 170cm

最年少とは思えない大人っぽいオーラでファンを魅了するヘインですが、個性的な歌声も魅力の一つ。独自のカラーで見事に歌い上げる姿からは風格すら漂い、今後の成長がもっとも楽しみなメンバーといっても過言ではありません。

デビュー前には、YouTubeチャンネル「ポケットTV」のメンバーとして活動していました。

過去に同チャンネルで公開された動画ではBTSやTXTのファンだと明かしており、

同じレーベルのアイドルとしてデビューした彼女は“ソンドク(成功したオタク)”と呼ばれ、多くのK-POPファンから羨望の眼差しを向けられているようです。

画像出典 https://www.newjeans.jp/pages/profile

「ミン・ヒジン」のファンダム形成戦略とは?

ミン・ヒジン代表は今までのK-popアイドルの戦略は使わないという型破りな手法と巧みなMV戦略で最短でファンダムの確保ができると確信していたと話しています。

「Ditto」のMVも2編成になっており、最初にティーザー映像がアップされましたのち2編同時に配信され話題になりました。


ストーリー性のある謎掛けの手法を使い楽曲を聞きながらそれぞれの動画を何度も見比べて考察を楽しむことができます。

このような観衆からの自発的なバズの形成を戦略として考え、アーティストへの関心維持のためにはなるべく早居段階でのファンダム確保が重要となります。


You Tubeの動画配信をこれほど上手く活用しているプロデューサーはいないかもしれません。

日本の歌手はこのような手法を使って世界に売り込めるレベルのアイドルをプロデュースしないスタンス?ですし、


国内での自給自足アイドルしかいない印象なので、ぜひ世界規模で魅力が伝わるようなアイドルもプロデュースして頂きたい!

ファンダムとは?

これは熱心な愛好家を指す「fan」に、領地や管轄、状態、集団などを意味する接尾辞「dom」を加えた単語で、主にポップカルチャーやスポーツなどの熱狂的なファンによって作られる世界(ネットワーク)や文化(言葉遣いやマナー)示します。最近は「推し」、「推し活」や「沼」という言葉とともに、日本でもファンダムが注目されるようになってきました。

k-popのファンダムがスゴ過ぎる件

K-POPの「ファンダムの力」を考察。自主と連帯が生む熱狂と危険性

あとがき

個人的にミン・ヒジン推しな理由

国はちがえど、同世代で個人的にめちゃめちゃ共感できる世界観を持った女性が、

日本と同じくらい(今では日本を余裕で抜かしましたが)職場で女性が昇進するのは難しいと言われている韓国でCEOになったということ!

これは、ほんとスゴイことだと思うんですよ。

女性にはガラスの天井があるといわれる
家父長制度が根強い韓国で、
正当に能力を認められて、
世界で認められたBTSを輩出した
旧Big Hit Music / HYBE.の
新レーベル立ち上げて女性CEOになるって!
ほんとスゴイ以外の言葉が出てこない!

「New Jeans」がBTSに続いて世界で勝負できるk-popアーティストとして地位を確立できれば、今までの「k-popってこんな感じだよね」とは一味ちがう”新しいk-pop”を正解にできるわけです。

デビュー曲の「Attention」を耳にした時から「え?この子たちk-popなの?!」って気になっていたところを「Hype Boy」「OMG」ときて、「Ditto」で完落ちでしたーーーーー

だってホント、どの曲も聞いたこと無いのにずっと聞いてたことある気持ちにさせられる楽曲なんです笑
あの時代の洋楽好きな人ならきっとわかるはず。

しかも、それを欧米人じゃなくて、アジア人が歌ってるっていうのがぶっ刺さりました!

“ditto”のMV考察が話題になっていて、うっかり私も世界観に引き込まれて考察せずにはいられなくなりました!

結局何を伝えたいのかが知りたくてあちこち調べてまとめましたのでお時間あればそちらも覗いてみてくださいね〜

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