キャッチーな楽曲とは裏腹に少し不穏な雰囲気さえ感じられるMVあなたはどう考察しますか?!
私自身もとても気になり調べ始めたらすっかりハマってしまった一人です。
ファンの方の考察動画や考察サイトなどの意見も参考にし、動画内シーンのメタファーを調べ個人視点てまとめました!
あなたの考察との相違や同意などを楽しんでいただけたら幸いです♡
久々に帰宅する自分の実家の部屋
【side B】から【side A】にループするスタート
主役の女性らしき人が自分の部屋に帰宅するところから始まります。
服装からすると学生ではなく大人の女性のようです。
この部屋が長いこと使われていなかったことは
ソファにかかった白い布や、箱から取り出したテープの誇りを払うシーンから推測できます。
Side.Bのラストもこの部屋のシーンになっており、
物語がループしているようにも見えるような仕組みになっています。
カセット(実際はビデオ)テープがこのMVのテーマになっています。
カセットテープはA面をひっくり返すとB面があり、1つのカセットテープで異なる2構成を楽しめるという商品です。
思い出のビデオテープ
現在から「過去の思い出」を振り返る
思い出のカセットテープを再生すると、ニュージーンズのメンバーを撮影した映像が流れます。
そこには「ヒス」と自分を呼びかけるメンバーの姿。
映像に黒い猫が映ります。
黒い猫は不吉などの意味合いもありますが、
黒猫が持つ神秘的な力や魔法の象徴とされることもあります。
また、メンバーのヘリンが猫に似ていることで有名です。
映像の中でもヘリンと猫に呼びかけしていることから
ネガティブな意味ではいのかもしれません。
ちなみにこの黒猫は度々登場します。
メンバーを撮る”ヒス”
6番目のメンバー「ヒス」
仲良し5人グループを撮影している6番目のメンバー「ヒス」
学校でもビデオカメラを通して5人を撮影し続けます。
体育館のダンスするメンバーに映り込む男の子、水を飲むシーンに注目
恋の予感?!
体育館でメンバーのダンスを撮影している後ろにヒスを見つめている男の子に一瞬ピントが合う(目が合う)が気づかれビデオカメラの向きを急に変えるヒス。
この後ヒスがビデオカメラを置き水を飲を飲んでいるとその男の子が現れて隣で水を飲むのですが、
何かを連想させるような重要なシーンです。ヒスがその男の子を見つめます。
そしてフラッシュバックのようにもう一度この意味深な水飲みシーンが流れます。
この物語はアイドルと6番目のメンバー(ファン)がテーマですが、
裏テーマがあるとしたら「恋」ではないでしょうか?
いつでも一緒に行動する6人
ヒスの学校生活に欠かせないメンバーたち
教室でも、屋上でも踊る5人を撮影するヒス。
みんなで過ごす学校生活。
お昼の購買買い出しもみんな一緒。
ヒスの家に遊びに来るメンバー、雨の中をメンバーと傘をささず歩く
推しとの距離感が近くなる。推しが心の支えに。
学校で踊っていたメンバーがヒスの部屋に遊びに来て楽しそうに踊るシーン。
これはヒスとメンバーは常に一緒に行動し距離がグッと近くなっていく様子を表します。
また、メンバーが楽しそうに踊るシーンはまるでヒスを応援しているようにも見えます。
雨の中傘さして歩き出そうとするヒスを傘を持っていないメンバーが見つめています。
その後ヒスは傘をささずにメンバーと雨の中を楽しそうに歩いていきます。
雨は”涙=悲しみ”表し、推しがいることで悲しみも乗り越えられると考えることができます。
ギプスに書かれた落書きと小指にだけ塗られたマニキュアの意味
推しからもらう勇気はまるで魔法
ヒスのギプスに落書きやマニキュアを塗るメンバーの姿。
ケガは”痛みや辛さ”を表していて、推しからのメッセージや言葉がファンの心の支えになると捉えられます。
またギプスの落書きには「バン・ヒス」と買いてありこれはNew Jeansのファンネームである「Bunnies」と
キャラクターの絵からヒスはファンのメタファーであると予想できます。
小指にマニキュアを塗ることの意味は魅力アップの願掛けといわれます。
ここでも例の黒猫がいますので、神秘的な力や魔法の象徴という意味合いと解釈できそうです。
推しがいることで頑張れることは、ある種の魔法のようでもあります。
温かい日差しの中で眠る6人
メンバーとの最高の思い出
ヒスの家で踊るメンバーの映像が途切れ途切れ差し込まれます。
みんなとても楽しそうです。
次のシーンでは学校の部室のような場所でみんなで寝てしまっています。
夢の中の出来事だったのでしょうか?
突然、雪の中。鹿を見つめるヒス
推しとの距離感が遠くなる。推し活の終わりを予感。
突然、シーンが切り替わります。
雪の中鹿を見つめるヒス。
鹿は神秘的な物の意味もありアイドル=メンバーのメタファーと考えられ、
メンバーが鹿になるということは友達の距離感では無くなるということも同時に暗示しています。
歌詞の中に「一気に育ってしまった一緒に育った記憶のように君を見る私の心はいつの間にか夏を通り過ぎ秋」とあります。
雪が降るシーンは冬がきたことを表し、季節が移り変わる=成長ということは
メンバーとの別れの時が来たことの伏線となります。
次のシーンではそれが現実となります。
そして鹿は朝鮮神話においては死と再生を意味します。
ヒス(ファン)はメンバーと過ごした時(推し活)を経て新しい自分になるという暗示なのではないでしょうか。
ソファで目覚めると一人取り残されている
メンバーとの別れ。新しい成長。
学校でも家でもメンバーと一緒に過ごしているヒス。
ヒスの全てはメンバーとの時間になっています。
メンバー5人と一緒にソファーで寝ていたいたはずなのにメンバーは消え、
春のような暖かな日差しの中、一人眠りから目を覚ますヒス。
メンバーと共にギプスの落書きも消えています。
これは前のシーンの冬から目覚めて春に新しく再生するヒスをイメージしていると考えられます。
また夢に鹿が出てくることは夢占いでは自分らしく日常を送ることができることの暗示でもあります。
また、ギプスの「バン・ヒス」も消えていることから過ぎた時間と共にファンではなくなったことを意味します。
しかし、小指に塗ってもらったマニキュアだけは残っています。
これはメンバーからの応援はファンを辞めても心に残っていると解釈できるのではないでしょうか?!
居たはずのメンバーが消えている
推し活にハマる人を客観的な視点で見る
全てのシーンにいたはずのメンバーが消えた学校生活がビデオ再生の画面越しに映し出されます。
常にビデオカメラを持って一人でいるヒス。
教室でもひとり。
屋上でもひとり。
購買でもひとり。
雨の中もひとり。
ヒスがずっと友達のように一緒に過ごしていたメンバーは実際には存在していません!!
まるでイマジナリーフレンドと過ごして居たようなヒスを客観的に見ている映像が
何とも不穏な空気感を醸し出します。
サイコホラーすぎる。
自分だけの世界に夢中になっているヒスはクラスメイトからも孤立しています。
唯一時々映り混む男の子だけがヒスのことを心配そうに見つめています。
この男の子だけがヒスのことをずっと気にかけていいることが伝わってきます!
黒猫と黒板に描かれた女の子を消すメンバー
魔法が解けるように、ファンが卒業していくことをアイドルも理解している?!
「ヒス」という呼びかけと共にまた黒猫が登場します。
その後、雨の中一人傘を畳んだまま手に握り、ずぶ濡れになりながら歩くシーンで一度映像が終わります。
この時点で視聴者はパニックです苦笑
次の瞬間、黒板に女の子を描くメンバーが映し出されます。
良かったなんか続きある!
と、思うのもつかの間、黒板の女の子を足元がら消していくの?!
side.Aは、まさかのこれが最期で終わりです!
この絵の女の子は6番目のメンバーヒス=「ファン」の象徴
メンバー側の視点からもファンを思い描いています。
その後ヒスらしき女の子を消していくということは、
ヒスがファンの中から消えてしまったことを暗示させるような少し怖い感じもするシーンで終わりを迎えます。
ちなみにMV制作をしたシン・ウソク監督はside Aとside Bが出来たエピソードとして
最初は1編で作るつもりだったが、シナリオを書き終えてみたら
“希望編””絶望編”と大きく2つのブロックに別れたと話しています。
どちらが”希望編””絶望編”なのか、side.Bは必見ですね!
side A まとめ! side Bの考察へ続く!
いかがでしたでしょうか?!
様々な憶測が飛び交う中、あなたはどんな考察をしましたか?
公式から出ている考察の答え合わせはありませんが、
今現在MVの考察の答えは正式には発表されていないのでファンの皆さんが様々に考察されていますね!
曲も素晴らしい出来なのでMVを何回も見ながら考察する楽しみも増えます。
side Bではあの男の子との距離感に変化がありますのでそちらの考察もよかったら覗いてみてくださいね!