レインボープライド・パレード参加してみたいけど、様子がよくわからない。。。
そもそも、どんなことするの?
パレードの意味は理解しているけど、くわしいことは知らない!
そんな方に向けてプライド・パレードにまつわる情報をまとめて知ることができます!
この記事でわかること
スケジュールや見どころを紹介!
パレードを盛り上げるレインボーアイテム
ピンクゥオッシュとは?
レインボープライドパレードの歴史
発祥の地アメリカでの開催は6月の理由とは?
LGBTの歴史
■解説■ 1969年6月27日夜(28日の未明)、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジにあったゲイバー「ストーンウォール・イン」で起こったクィアピープルの「蜂起」。
「ストーンウォールの反乱」「ストーンウォール暴動」などとも言われます。
ここからゲイ解放運動が一気に広がりを見せ、LGBTの歴史において象徴的な出来事とされています。
翌年にストーンウォール1周年を記念した大々的なデモ行進が行われ、現在のプライドパレードへと至ります(ストーンウォール・インが「プライドが始まった場所」と称される所以です)a/1.html
https://www.outjapan.co.jp/pride_japan/glossary/s
レインボープライドパレードの歴史がわかる映画
■あらすじ■
インディアナ州から、N.Y.グリニッジ・ビレッジのクリストファー・ストリートへやってきたダニー(ジェレミー・アーヴァイン)。
ゲイであることが発覚し、両親に見放され、恋人のジョーにも裏切られ、追われるように故郷を出た孤独なダニーを迎え入れたのは、この街で美しさを武器に体を売って暮らすゲイのギャングを率いるレイ(ジョニー・ボーシャン)だった。
ダニーは彼らの部屋に住まわせてもらい、常に陽気に歌って踊りな がらたくましく生きていく仲間を得て、この街で身を寄せ合い暮らす様々なゲイやレズビアン、ドラァグクイーンや、政治活動家のトレバー(ジョナ サン・リース・マイヤーズ)と出会うが…
1969年ニューヨークのグリニッジ・ビレッジで実際に起こったストーンウォールの反乱をベースに事実そこに存在した人物と名もなき英雄たちに捧げられた作品。
2023年。多様化を世界的に推進していく時代になってもマイノリティ当事者が田舎に住んでいるのか、都会に住んでいるのかでマイノリティに対しての理解度に大きな開きがあるのは日本だけではないはずです。
今は華やかなお祭りのようなイメージのレインボープライドのパレードですが、この事実があったからこそ今があると思うと本当に感慨深い出来事ですね。
“レインボープライド”について詳しく知るためのサイト
東京レインボープライド2023
オフィシャルサイト https://tokyorainbowpride.com/
Go USA
アメリカで必ず見るべき5つのゲイプライドの祭典
レインボープライド・パレードの目的って何?
多様性と包括性の祝福
レインボープライド・パレードは、多様性をたたえて、LGBTQ+コミュニティの一員であることを誇りに思う人々が集まる場です。
パレードでは、性的指向や性自認に関わらず、すべての人々が自分らしく生きることを祝福し、包括性を強調します。
反差別と寛容のメッセージ
パレードは、LGBTQ+コミュニティが直面する差別や偏見に対して社会に対してアピールできる重要な場でもあります。
参加者は、差別に反対するメッセージを発信し、寛容な社会の実現を目指しています。
このような人々の行動は他の人々に共感を呼び起こす要素となります。
ポジティブなエネルギーとカラフルなパフォーマンス
レインボープライド・パレードは、活気に満ちた雰囲気とカラフルな衣装やアイテムを身に着けたパフォーマンスで知られています。
日本のパレードは海外に比べるとルールや禁止事項が多い印象はあります。
海外のパレードは露出高め、派手な衣装、派手なフロートが連なるイメージがありますよね!
参加者やパレードを見守る人々は、楽しみながら団結し、ポジティブなエネルギーを共有します。
この光景は、多くの人々に喜びや元気を与え、共感を呼び起こします。
コミュニティとの結束と支援
プライド・パレードは、LGBTQ+コミュニティの結束と支援を示す重要なイベントです。
参加者は、仲間や支持者と交流し、共通の目標や価値観を共有することができます。
日頃孤独を感じたり、理解してもらえずに苦しむ人にとってこの結束は、人々に希望や連帯感を与え、共感を生み出す要素になります。
社会変革へのアクション
レインボープライド・パレードは、単なるイベントだけでなく、社会変革を促すアクションの場でもあるんです!
参加者は、LGBTQ+の権利や平等な扱いを求める声を上げ、政策改革や啓発活動に参加します。
これは、社会の進歩に対する願いや努力を表す要素として見ている人々に共感を得るきっかけとなります。
日本のレインボープライドプライドいつやる?
4月23日(日)「プライドパレード」
開始時間:13:00
コース:代々木公園、渋谷~原宿周辺(パレードコースは、後日TRP2023イベントサイトで公開)
参加方法:4月22日(土)・23日(日)のイベント両日、会場内にあるプライドパレード専用の受付ブースにて参加受付
受付時間:4月22日(土) 11:00〜17:00 / 4月23日(日) 10:00〜14:00
※申込状況により受付終了時間は変更になる可能性がございます。
「プライドパレード」は、LGBTQの当事者やALLYをはじめとする人々が、渋谷から原宿周辺を練り歩き、「“性”と“生”の多様性」を祝福するメインイベントの一つです。
TRP2023では、「変わるまで、続ける」をテーマに各様々な団体・企業が出走します。
主催者であるTRPの他、昨年に引き続き10代・20代を中心にしたTRP公式プロジェクト「YOUTH PRIDE JAPAN(ユースプライドジャパン)」、全国のプライドイベント主催団体から構成される「JAPAN PRIDE NETWORK(全国プライドネットワーク)」が参加。そのほか、G7をはじめとする各国大使や大使館関係者の方々が集まる「Pride7+(プライドセブンプラス)」フロート※、台湾、韓国の団体など世界中から参加予定です。
さらに今年は海外からの一般参加者の増加が見込まれるため、世界からも注目が集まるプライドパレードになることが期待されています。※:フロートとは、カラフルに装飾したダシ(山車)のこと。
https://tokyorainbowpride.com/news/notice/30682/
どんな服装で参加する?
2022年東京レインボーパレードの動画で様子をチェック!
服装、撮影について注意事項あり!
海外のプライドパレードの印象だと、けっこう露出の多いセクシーなファッションのイメージがありますが、日本のプライドパレードは日本らしいスタイルのようです。
オフィシャルサイトより注意事項です!
当日行って参加できなかったりしないように、事前にチェックして参加しましょう!
- 行進は5列縦列です。車線をはみ出ないように歩きましょう。
- グループ間の移動や沿道への出入りは、緊急時以外(トイレ・体調不良等)できません。
- 沿道から途中参加はできません。
- 参加者の年齢制限はございません。受付が必要となる年齢は小学生以上となり、未就学児は受付の必要はございません。
- ベビーカーや車椅子でもご参加いただけます。コース上に坂道があるため、ご注意ください。
- ペットと一緒にご参加いただけますが、周りの迷惑にならないよう、一緒に歩かれる方の責任にもと、抱いたり、リールの着用などを行ってください。
- パレードで歩行しながらのSNS等のライブ配信や動画撮影等はお控えください。
- 撮影されると困る場合は、帽子やサングラス等、ご自身で対策をお願いします。
- 個人記録用の撮影を除き、パレードの写真・動画を撮影する際は、プレス受付を行っていただき、沿道から撮影をお願いします。
- 整列時やパレード中の飲酒・喫煙は固くお断りします。
- 服装については、日中に繁華街を行進することを考慮した上で、自分らしさを表現してください。
- 局部や下着が見えるなど過度な露出のある服装はお控えください。
- パレード中に出たゴミは、各自必ず持ち帰るようお願いします。
- 公園帰着後は、出入り口付近に滞留せず、解散の指示があるまでスタッフの誘導に従ってお進みください。
- 整列場所で音楽を流したり、楽器を演奏したりすることはできません。
- 警察官やスタッフが巡回しています。何か指示があった場合は、速やかにその指示に従ってください。
- パレードは「雨天決行、荒天中止」です。その他、地震、伝染病等の不測の事態によって、やむなく変更または中止となる場合がございます。予めご了承ください。
- 雨天時、傘の使用は危険なため、カッパやポンチョの着用を推奨します。
- 出展グループに記載の出発順は変更となる場合がございますので、会場へお越しになる前に、必ず本ページやTRP公式SNS等の確認をお願いします。
引用元 東京レインボープライド2023
パレード以外にも催しはある?
代々木公園にてプライドフェスティバル開催
■4月23日(日)「プライドパレード」
時間:13:00 /
コース:代々木公園、渋谷~原宿周辺
■4月22日(土)~4月23日(日)「プライドフェスティバル」
時間:11:00~18:00 /
場所:代々木公園イベント広場&野外ステージ
野外ステージタイムテーブル
広場ブース紹介
夜のクラブイベント
■4月22日(土) TRPプライドパレード前夜祭 「the RING」
時間:18:00 ~ 24:00 /
場所:新宿歌舞伎町タワー JAM17 DINING & BAR / Door:¥3,000
■4月23日(日) TRP2023 アフターパーティー「PRIDE CARNIVAL」
時間:17:00 ~ 23:00 /
場所:新宿2丁目 AiSOTOPE LOUNGE / DOOR :¥2,000(1D)
KO KIMURAのDJプレイが体感できる! 公式アフターパーティー「PRIDE CARNIVAL」
協賛の渋谷PARCOも要チェック!
PARCO屋上のComMunE
今年もレインボーに染まる渋谷PARCO。
あらゆる個性に触れる「PRIDE」を開催!
●東京の(今)を世界に発信するオリジナルパーティー
「fancyHIM presents 愛と FOR YOUR RIGHT!」開催
●あらゆる人の「居場所」となる
クィア・レイブ「SLICK」開催
fancyHIM presents 愛と FOR YOUR RIGHT!
会場10F ROOF TOP PARK ComMunE
日時4月23日(日) 16:00-23:00
入場料¥2,000
1 STOLICHNAYA or Soft Drink付き
¥1,000 1 Soft Drink付き
※20歳未満のお客様 ご来場の際、写真付き身分証明書をご提示下さい。協力STOLICHNAYA(@stoli_jp)
詳しくはPARCO公式サイトをチェックhttps://shibuya.parco.jp/feature/detail/?id=6350
期間限定!LGBTQ+アートワーク壁画
ロエベが表現する「LOVE STEPS UP」
アートワークについて《”日常”という名の箱舟》LGBTQアーティストTORAJIRO
憂いをたたえた男性と彼らに寄り添う動物たちを中心に、今世界で起きている悲しい現実の中、いつもと変わらない日常を過ごすことに対しての問いかけを描く。
東京レインボープライド2023協賛 ロエベ
4月22日(土)- 5月28日(日)期間中
あらゆるジェンダー・セクシュアリティの人々がそれぞれの”LOVE”を表現できる”
ステップ”(階段)として、渋谷パルコ1階ロエベストア横の階段をレインボーテーマに彩る。
見どころはある?
プライドフェスティバル ゲストリスト
なんと、美川憲一さんが今回ゲストにいます!
プライド・パレードは若い人が多いイメージですが、LGBTQ+は最近始まったことではありませんので、幅広い層がいることのアピールはとても大切なメッセージになると思いました。
画像出典 https://tokyorainbowpride.com/news/notice/30682/
プライドパレードを盛り上げるアイテムのヒント
SHEINで見つけるレインボーグッズ
LGBTQ+のカラーは自分たちを表すのにとても意味があります。
セクシャリティが増えるに連れフラッグの種類も増えていますが、どれだけ知っていますか?
自分のセクシャリティを自認することで自分自身のことをより理解し、そんな自分を好きでいることはとても大切です。
自分自身のセクシャリティカラーに意味を持ち身につけるということも表現のひとつとしてポジティブだと思います。
【王道レインボー】取り入れやすいソックスから葛飾北斎の絵をアレンジした個性的なフラッグまで。色々あります!
【フラッグカラー】レズビアン、バイセクシャルのペアブレスレット
海外のレインボーパレードってどんな感じ?
アメリカのレインボーパレードが出てくるオススメ映像作
実際にフロートを借りて乗ってパレードに参加している映像あり!
アメリカは開催地によりプライドパレードは白人ゲイ男性がメインの場所も?!
【クィア】【LGBTQ+】 “多様性が感じられるシスターフッド
” Amazon Prime海外ドラマ「HARLEM」「El Fin del Amor」クィアな視点で解説!
レインボープライドパレードを利用する「ピンクウォッシング」とは?
LGBTQ+を利用する企業や、販促活動
LGBTQ+に協賛している企業が根本的には理解できていないまま、販促活動の一貫、また、そういう世の中の流れに乗ることでイメージアップに利用するようなことを「ピンクウォッシング」と言います。
ピンクウォッシングは、英語で「ごまかす」「取り繕う」といった意味の「ホワイトウォッシュ(Whitewash)」という言葉と、同性愛者のシンボルカラーとされる桃色(Pink)を合成した言葉で、保井氏によると、「自らに不都合な事柄を隠すために、あえて良い印象を与える同性愛者のシンボルカラーをまとっている」ことを暗示させているのだという。
https://www.gqjapan.jp/culture/article/20220609-pinkwashing-1
まとめ
多様性に関して注目が高まっていますが、まだまだ課題は山積みです。
自分自身ができることから世の中の知らない人や、スルーしている人にアピールしていける場の必要性を感じます。
パレードに参加したいけど出来ないという方でも情報を発信したり、リツイートしたり、パレード似合わせてレインボーのものを身につけるなど、多くの人が多様性に関して肯定的で、興味を持っているということを社会にアピールしていくことがより多くの共感を呼ぶきっかけとなります!
最期までお付き合いいただきありがとうございました!